ぱわふるではじまった箱庭療法について博士とワッツが何やら話しています・・・
博士!最近、ぱわふるで「ハコニワ」をしているって噂を聞いたワン。
「ハコニワ」って何か知ってる、博士?
「箱庭」じゃな。砂の入った箱とおもちゃを使うらしいが……。ワシは詳しくは知らんのじゃ。
「箱庭」に詳しい先生を呼んだからその人に聞いてみるんじゃな。ワッツ、先生を呼ぼう。
せ~の~ 桑原先生!
はーい!「箱庭」について、だったね。
「箱庭」、心理学では「箱庭療法」と言うけど、内側が青色に塗られた箱の中に砂が入っているものを使うよ。
そこに人や動物などのミニチュアのおもちゃを置いて作品として表現したり、砂そのものを使って
遊んだりすることで、作った人の世界やストーリー解釈をしていく心理療法の一つだよ。
作った人の世界が現れるなんて、不思議じゃの~。
どんなお子さんでも普段考えていることや、感情を声に発する言葉として表現しにくかったり、
読み取りにくかったり、子ども自身気づいていない困りごとがあるよね。
子どもたちにとっては「遊び」でも、その世界観を味わうことで見えてくるものがあるから、
不思議に感じると思うよ。
「箱庭」をする部屋を作ったのはどうしてだワン?
普段過ごす場所とは違う部屋で、そこには子どもと先生の2人しかいない。
だからこそ話せることや、無意識に思っていることを表現できるんじゃないかなと思って、
ぱわふるでは「箱庭」を行う部屋を新しく作ったんだ。
その時表現してくれたことを、専門的に解釈をして子どもたちへの関わり方を
考えていこうと思っているよ。
そうじゃったのか。ワッツ、分かったかの?
うん!僕もやってみたくなっちゃった!
ワッツの知らないことが分かるかも知れんの。じゃあ、ワッツ、いつものあいさつをしようかの。
博士もだワン!せ~の~ ぱわふるってわんだふる!